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2013年12月の記事一覧。流行を追う人たちへ、トレンド情報発信基地

2013-12-28芸能人
有吉弘行という男最近チャンネルをひねると必ずといっていいほど目にするようになった人物。実に有名になりました。彼はかつて「進め電波少年」という番組で、ヒッチハイク..

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2013-12-01社会
団塊の世代が定年を迎え、ますます少子高齢化が進む日本だからといって、経済活動は休む間もなく、今日も動き続けています。若年層よりも高齢者の方がお金を持っているのは..

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有吉弘行という男 ポスト「みのもんた」になるのか

  •  投稿日:2013-12-28
  •  カテゴリ:芸能人
有吉弘行という男

最近チャンネルをひねると必ずといっていいほど目にするようになった人物。
実に有名になりました。

彼はかつて「進め電波少年」という番組で、
ヒッチハイクの旅の企画で大ブレイク。
今からちょうど8年前 94年の話です。

ariyoshi.jpg

あの時の歌「白い雲のように」がヒットし
一躍有名人になったわけですが、その後人気がダウン


いったいどこに行ってしまったのか
人気低迷後、仕事が激減し、7~8年間、
広島のローカル局での出演にとどまるような落ち込みぶりをみせ、
経済的にも自活できないところまで追い込まれていったようです。

芸能界の浮き沈みは本当に激しく、誰も予想をつけることはできません。
しかし、あるきっかけがあって、プロデューサーの目に留まり、こいつは行けるとなると
そのあと押しから、チャンスを再び与えられるようです。

そうしたチャンスを見事ものにして、さらにスポンサーをよろこばす視聴率の
上昇に貢献しだすと、今度はレギュラー番組の話がくる。
やがて、お茶の間の顔となっていくという、
仕掛けられた流れとなるわけです。
有吉さんもそんな典型的な道を歩んでいるようです。

芸能界で生きる人たちは、
一度ブレイクすると月収何百万にもなる収入が懐に入る反面、
人気が一度引いてしまうと、過去の栄光など関係なく、
ギャラもダウンし、生活さえままならなくなるパターンとなる厳しい世界。

有吉さんの場合は、「内村プロデュース」にたびたび出演することで、
のちにテレビ出演本数ランキングで1位を取った2011年以降から、
徐々にお茶の間の認知度を上げてきたわけです。
引き立て役の人が存在したことが、
彼の芸能界での生き残りを可能せしめたのでしょう。

また、ただテレビに顔を出す機会が増えただけでなく、
彼の毒のあるしゃべり、べらんめい調の言いまわしが、
過去の猿岩石時代とは違って、
新しいキャラとしてお茶の間に受け入れられているのでしょう。
最近は人気上昇の波にのって、さらに磨きがかかっているようです。

本人曰く、哀川翔の物まねが受けて仕事がふえたとか。

みのもんた氏が息子の不祥事により、
表舞台から「失脚」してしまったのち、
その‘ポストみの’の椅子を狙って何人かのお笑い芸人が
浮上している中の一人だと見ることは可能です。

ただし、
てめえこの野郎式の語り口調は、あまりやりすぎると、
今度はその反動で嫌がられるようになります。

また、青少年には有害となるため、
時間帯によって顔を出しにくい時間帯を作りだすことにもなりかねません。
そうなると、人気に陰りが出た時に、
活躍の場が瞬時になくなることもあり得るわけです。

今度彼の人気が何かの躓きによって落ち込み始めたら、
再び浮上することはなくなってしまうでしょう。
中身なき口先芸人としてのレッテルを張られ、
そのまま人々の記憶から消えていくのです。
人気を博しているときこそ、
深みあるキャラを模索すべきではないかと、
今日も彼の顔を見ながら思わされました。。

「低俗」と烙印を押されないうちに。

就活ならぬ、「終活」だって!遺影を撮って いえ~~(ピース)

  •  投稿日:2013-12-01
  •  カテゴリ:社会
団塊の世代が定年を迎え、ますます少子高齢化が進む日本
だからといって、経済活動は休む間もなく、今日も動き続けています。

若年層よりも高齢者の方がお金を持っているのは周知の事実ですから
ビジネスパーソンたちは、この金脈からどうやってお金を引っ張ってこれるか、
あの手、この手で様々な工夫をこらしています。

「就活」じゃなくて、「終活」

特に60代以上の年齢をターゲットにしたビジネスとして
今静かに盛り上がっているのが就活ならぬ「終活」

字を見ればもうピンときますよね。

そうなんです。
遅かれ早かれ人は死ぬんだから、人生の総整理をする意味で、
遺影を撮影したり、ビデオで旅支度をする、
あるいは葬儀のうち合わせを進めるなど、
死を恐れるどころか、この「就活」をすることによって
精神的な充実感さえ得ることができるというのですから、
若年層からは考えられないことでしょう。

日本人の〝もしもの準備”は、災害だけではなかったんですね。
まるで結婚式の準備を進めるように
男性も女性も一度はこんな格好で写真を撮りたかったと
人生最後の願望に財布のひもが緩みます。

普段気難しい顔しかしなかった男性も、笑顔をレンズに向け、
女性は美しくメイクを施し、着せ替え人形のように
美しい服に身にまとってベストショットを!ということです。

いつ死ぬかわからないんだから、
元気なうちに、しっかりしているうちに、
認知症になる前に 残したておきたいといって
カメラの前に立つその姿は、みな少年や少女のうように生き生きとしています。

このような終活が、当の本人にとっては、人生を振り返り、総整理する良い機会となり、
来たる人生の最期を、恐れるどころか、歓びに変え、
さらには力が出て元気になるというのですから不思議です。

これは準備しているという安心感から来るものなのでしょうか。

かつて辞世の句を詠み、美しく死を迎えた武士の伝統がありましたが
それをほうふつさせるような、日本人の精神性です。

一方、周りの親族の反応はというと
複雑な気持ちにさせられているようですよ。

「旅支度」と名付けられたVTR撮影においては、
まだ生きている状態で、
幼い日からの写真を並べて綴り、画面の前に登場して、
最期のお別れの言葉を述べるというもの。

「こんなものをつくった」

と、家族に見せてみると、
最初は冗談かと思って、半ば茶化した雰囲気であったのが、
わずか3~4分程度の長さのものであっても、
最期に挨拶を述べる場面になると
本当に旅立っていかれたように
家族は神妙になるのでした。

「本当にいなくなったようです」
笑いながらも、目にはもう涙がいっぱいでした。

長いようで短い人生
生れては死んでいくこの生の営みの中で
自分という一個人が、価値ある存在として気持ちよく、
そして、みんなからも喜ばれて人生の最期を結んでいきたいという願望を
見事にまでにかなえた素晴らしい企画だと思いました。

ただし、このような喜びに包まれた最期を迎えることができるのも、
家族や身寄りがあってのことです。

誰も頼るものなく一人きりの老人たちも多くいますし、
すでに、認知症やアルツハイマー病を患って、
自分という存在さえ認識できなくなってしまった人は
この人生の最期を締めくくる「終活」さえできないわけで、
何とも複雑な気持ちにさせられます。

ちなみに費用は以下の通り

旅支度 VTR 3~4分 59800円から
ヘアメイク      12600円から
遺影撮影      15000円から


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