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2014-11-04教育
聖トマス大学が来春廃校になるって、どうして?聖トマス?関東圏では聞きなれない名前の大学です。それもそのはず、この大学は兵庫県尼崎市にあります。しかも、創設当時は..

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2013-08-29教育
文部科学省は、8月27日 全国の小学6年生と中学3年生を対象にした「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の結果を公表しました。私の世代(1970年代学生で..

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聖トマス大学が来春廃校になるって、どうして?

  •  投稿日:2014-11-04
  •  カテゴリ:教育
聖トマス大学が来春廃校になるって、どうして?

聖トマス?
関東圏では聞きなれない名前の大学です。
それもそのはず、この大学は兵庫県尼崎市にあります。
しかも、創設当時は「英知大学」と名乗っていました。

聖トマス大学.jpg

英知大から聖トマスへ名前変更の理由

1963年に開校。
そもそもこの大学はカトリック系のミッションスクールで、
神学部を柱にしていたのですが、学生があまり集まらなかったのでしょう。
その後文学部を開設しています。

ミッションスクールは「清い」イメージを持ちますが
こともあろうに「英知大学」を陰では「エッチ大」と呼ばれていて
しかも、既に倒産してなくなっているのですが「英知出版」という
男性誌(結構AV系)を発行している出版社と混同もされ
よからぬイメージが生まれてしまったのです。

当然ながらそういう悪いイメージを払しょくしたいと
大学の名称を「聖トマス」に変更した・・・
これが大学名変更のいきさつだったようです。

苦戦する学校運営

学生が集まらなければ当然、経営的に財政を圧迫します。
途中財政的問題が浮上し、校地を一部売却して難をのがれていたのですが、
その後も学校経営には多難が多っかったんですね。

新設の人間文化共生学部の学生募集に苦戦し、
他大学との合併も模索して2012年からは名称を「日本国際大学」に変更して、
新たに国際教学部、健康科学部を新設し再起を図る計画だったようです。

ところが文部科学省に提出した申請書類に虚偽の内容があったことが
発覚したたため、生徒募集を停止したことが
大きなダメージとなり、
結局、学長は2015年春に廃校するという決断をせざるをえなかったというのです。

少子化の波で第二、第三の聖トマス大が出現する?

ここ最近の大学の動向を見てみると
ネット時代に乗って情報戦に勝ち抜いた問頃が学生募集にも
大きな成果を出しているようです。

トップレベルの大学は、ネームバリューがあって
そこそこ人は来るでしょうが、
やはり中間層レベルの学校はこの問題を対岸の火事として
傍観できないでしょうね。

国公立大学も統廃合が進んでいるのですから
まさに企業並みに学校、
特に大学は厳しい局面にきているように思います。

母校をなくす悲しみを卒業生に味あわせないためにも
しっかりとした学校運営をお願いしたいですね。

聖トマス 看板.jpg

全国学力テスト 結果 返却 各都道府県の学習状況 明確化

  •  投稿日:2013-08-29
  •  カテゴリ:教育
文部科学省は、8月27日 全国の小学6年生と中学3年生を対象にした「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の結果を公表しました。

私の世代(1970年代学生でした)では統一されたテストを受けた記憶がありませんが
同じ問題を全国レベルで行う意義は
日本の未来を担う子供たちの学力を測り、よき点、課題を明確にしたうえで、今後どのように教育を施していけばよいか考えるという点においては、よい資料になったのではないでしょうか。

公表された主な結果を抜粋してみました

公立小学校では、成績下位の自治体と全国平均の差が縮み、文科省は「底上げが図れた」とみているようです。 

同テストは2009年以来4年ぶりに全員参加方式になりました。
今年4月24日に全国の約3万校219万人を対象に実施。教科は基礎的な知識をみる国語A、算数A(数学A)、応用的な知識をみる国語B、算数B(数学B)の4つ。

 2010年度と昨年度は抽出方式で実施されたため、今回は詳しい分析が可能になったわけです。

結果
公立小学校の正答率の平均
国語Aが62.7%、Bが49.4%、
算数Aが77.2%、Bが58.4%。
公立中学校は、
国語Aが76.4%、Bが67.4%、
数学Aが63.7%、Bが41.5%


都道府県別にみると、

秋田県が小学校の国語A、B、算数A、B、中学校の国語A、Bの6教科で1位。
福井県は中学校の数学A、Bの2教科が1位で、過去の学力テスト同様、上位は固定している。

正答率が低かったのは小学校国語Aで静岡県、小学校算数Bで北海道、ほか6教科は沖縄県が最下位となった。

正答率の最下位の地域と全国平均の差が過去のテストに比べて縮小していて、
小学校の全教科では5ポイント以内に収まりました。
公立中では、全国平均を5ポイント超えて下回った都道府県は国語Aで1、国語Bで0、数学Aで1、数学Bで2自治体。


見えてきた課題

 今回、基礎的な知識の改善は見られました
 読解力や知識を活用する問題には、課題があります。

小学校の国語Bでは、目的や意図に応じて、必要な内容を適切に引用すること
         自分の考えを書くことに課題があります

 中学校の数学Bでも、
碁石の数を数式を使って説明する問題では正答率が25.3%、無回答率が42.2%
 
アンケート調査でわかったこと
 授業の中でわからないことがあったときにどうするか
小学校では、友達に尋ねることが多い 約32%
      先生に尋ねる 約26%、
      家の人に尋ねる 約24%、
      自分で調べる 12%
     、そのままにしておくことが多い 約5%。

中学校では、
友達が約42%、
先生が約25%、
自分が約16%、
そのままが約9%、
家の人が約7%

 学校へのアンケート結果
現在の小学6年生に対し、小学校1年または2年生から英語指導を始めた小学校は約30%ありました。

 そのほか、インターネットの使用については、
利用する児童生徒の割合が調査開始年度以降、増加傾向にあります。
中学校では、平日1日あたり1時間以上使用すると答えた生徒は約50%いました。

個人情報保護に敏感な人たちは、一斉、だとか一律を嫌がります。
また、順位が明確になるため、正当率の低かった静岡や北海道、そして沖縄はある意味で汚名を着せられたわけで、これを挽回する手立てを考えていくでしょう。

ただ過去に日本人が経験したように、ただ点数を上げさえすればよいのか、知識偏重の弊害もありますから、評価方法も、知、徳、体のバランス良い観点で総合的に出していただき体ものです。 




調査結果の詳細は、

国立教育政策研究所のホームページで見ることができます。
http://www.nier.go.jp/kaihatsu/zenkokugakuryoku.html




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