往年のスター藤圭子さんがなくなることによって
にわかに、藤さんに関係する人たちに注目が集まっています。

藤圭子.png

AKB世代は「藤圭子」と言われてもさっぱりわからないでしょうね
どこのおばさんなの?てな感じでしょう。
宇多田ヒカルでさえ、知らない子たちが増えています。

結婚しても「藤」を名乗っているので、
宇多田ひかるの母親が藤圭子である事実も
今回の事件でかなり知れ渡ったんじゃないでしょうか。

関連して父親宇多田照實(てるざね)氏(65)にも当然白羽の矢が向けられました。

芸能人は波乱万丈の人生を生きる人が多いですね。
スターと言われている人で
普通の人間的生活ができる人はそう多くないのではないでしょうか。

名声を得るというのはそれだけ、普通に得られるものが得られないのですね。
きらびやかなその裏には、言い知れない闇の世界が横たわっているように思います。

だから
藤さんもスターダムにのし上がった後は、
地位も名誉もお金もつかんで、これ以上何を望むのかと思いましたが
本来の自分に戻りたい
といういわば芸能人にとって「もっとも贅沢な」願望を実現するために
引退を表明しアメリカに渡ったんじゃないでしょうか。

作られた人生よりも、文字通りの「自分の人生」を選択したわけです。

なのに最後はどんな理由であれ、「身を投げた」最期の藤さんの姿に
その行動を起こせしめた誰も知りえない本人の深刻な悩みがあったのでしょう。

残された家族のことは考えなかったのでしょうか

ひっそりと暮らし、目立たなかった藤圭子さんの最後は
まるで彗星が大気圏に突入して最後に見せる閃光のように、人々の心に印象を強く残しました。


まさに「スターの最期」だったわけですね。

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